
ついに夢を1つ叶えることが出来た。
1泊2日の旅行に約80万円。
普通に考えたら海外旅行や、高級ホテル、ディズニーランドに行くような費用。
僕はこれを、鉄道の旅行に使ってきました。
これだけの金額を投入する鉄道旅行。
当然、普通の旅行ではありません。
使った先は、クルーズトレイン「TRAIN SUITE四季島」
日本最高峰のクルーズトレインです。
今回は、自分が体験した四季島での旅の思い出を書き残せるだけ残していきます。
クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」

こちらが今回乗車した列車。
TRAIN SUITE(トランスイート)四季島になります。
めちゃ、カッコイイ。
まず、見た目が一般的に使われる列車とは違う。
特徴的なデザインをしていてるので、それが圧倒的な存在感を見せてくれます。
それもそのはずで、このTRAIN SUITE四季島は超豪華クルーズトレインとして運行している列車の1つ。
むしろ目立たなければ意味がありません。
TRAIN SUITE四季島のコンセプト「深遊 探訪」

JR東日本が掲げているこの旅を一言で表すコンセプトがあります。
「TRAIN SUITE四季島」がゲストに提供するサービス、旅のコンセプトは「深遊 探訪(しんゆう たんぼう)」
言葉の響きがもうカッコイイ
この「深遊 探訪(しんゆう たんぼう)」という言葉は、JR東日本によると下記のような想いを込めてつけたコンセプトになっています!
日本には、色鮮やかに移り変わる四季があります。
JR東日本「TRAIN SUITE四季島」旅のご案内
その四季がもたらす恩恵を享受する、日本の列車でしか出会うことの出来ない旅。
この旅を私たちは「深遊 探訪」と呼んでいます。
日本の奥の深さと出会い、時どきのうつろいを愛でる。
人生の今までにない体験と発見を、鉄道の旅で。
自分たちが提供するサービスに対する自信も感じるし、実際に体験した身としては、このコンセプトはすごく納得が行きます。
このコンセプトの通りに提供されたサービスを受けた僕は、何もかも最高の時間を過ごすことができました。
2024年度 1泊2日 秋(長野)の旅記録
ここからが本番
ざっくりと四季島の事前情報を頭に入れてもらったうえで、本題となるTRAIN SUITE四季島の旅について下記進めていきます。
僕がメンバーとして活動をしている「MYN図書館」の方でも動画化する予定なのですが・・・。
そのへんは完成次第こちらでも紹介させていただきます!
10月までには終わらせたいが・・・実現するかわからん。
もうすぐ一年経過しそうです・・・。
待合室「PROLOGUE 四季島」

ここに至るまでにも、色々と細かいやり取りがあるのですが、それは一気に省略して、当日朝の動きから紹介していきます。
まずは、受付。
TRAIN SUITE四季島の乗客は、専用の待合室である「PROLOGUE 四季島」という場所で、受付をします。
僕は諸事情あって、上野駅構内から直接PROLOGUE四季島にアクセスしたのですが、本来は改札外からアクセスするらしいです。
出発セレモニー

受付が終わると、出発セレモニーが始まります。
今回のツアーで旅の案内を行うクルーの紹介、挨拶が主な内容になっています。
TRAIN SUITE四季島が入線

出発セレモニーが終わると、次に案内されるのは入場規制がされた後の13番線。
ここでTRAIN SUITE四季島がホームに入線してくる姿を見ることができるようになっています。
TRAIN SUITE四季島が入線したあとは、出発準備があるため、少しの間、自由になります。
自由とは言うけれど、記念撮影やらなんやらでバタバタしていたような・・・。そんな記憶です。

至近距離で車両を観察できるのは、中々ないので、この時間は個人的には好きでした。
専用ホーム「13.5番線」

TRAIN SUITE四季島の出発準備が終わると、乗客はクルーに案内されながら1組ずつ乗車します。
その時に案内されるのが、TRAIN SUITE四季島の乗客専用のホーム「13.5番線」です。

扉の向こう側は、こんな感じになっていて、四季島ゴールドで塗られた車体とライトの相性が良く、美しい景色が広がっています。
日本語力が足りないばっかりに、カスみたいな感想になっています。ごめんなさい。
ちなみに、この通路ですが、右側(14番線)にいるギャラリーから凄く見られます。
あまりに目立つもんだから、少し恥ずかしかったです。
「向こう側の人たちは四季島を撮るのに夢中なだけ」なのはわかっていますが、カメラのレンズと視線が合うのよ・・・。
TRAIN SUITE四季島の乗降口で記念撮影

TRAIN SUITE四季島の乗降口は1つ。
旅が始まる前にここで記念撮影が行われます。
後ろから聞こえる四季島テーマソングをBGMにして、撮った写真がコレです。
荷物はクルーの方がもってくれたのですが、荷物が多くて申し訳なかったです。
客室へ移動

今回利用したのが、201のスイート。
TRAIN SUITE四季島で最も席数が多い客室です。
前述の車両紹介でまとめているので詳細は省きます。
上野駅を出発

上野駅の駅長を始め駅員の皆さん、四季島のグランドスタッフ、ゲストをお見送りする関係者(僕の友達が来てくれました)が13番線からお見送りをしてくれます。
想像以上の人数から送り出されるので、ちょっとソワソワします。
昼食までの自由時間

出発からしばらくは、自由時間。
ツアー旅行なので、予定が組まれていてドタバタするかと思いきや・・・。という感じですね。
思ったよりものんびりとした時間を、このときは過ごすことができました。
僕は列車の中をちょろちょろと動いたあと、ラウンジで酒盛りしてました。
ちょいちょい車掌さんによる観光ガイド放送も挟まったりして、TRAIN SUITE四季島の旅の中ではかなり好きな時間でした。
昼食「中国意境菜 白燕のコース料理」

列車内で少しの間、ゆっくり過ごしているうちに昼食の時間になりました。
昼食は6号車「DINING しきしま」にて提供されます。
僕が乗ったときに提供されたのは「中国意境菜 白燕」のコース料理。
中華料理って聞くと、辛かったり、味が濃かったり、みたいな印象を持ちやすいですが、ここの料理はそんなことはなく。
ボリューム、味付けの両方がちょうど良かったです。

特にオススメしたいのは、写真のリンゴアメですね。
これは、実際に食べて見てほしい。

個人的に一番好きだったのは、これですね。
薬膳粥です。
感想は一言。最高。
現地観光「新潟県 燕喜館」
昼食のあとも、また少しゆっくりと客室で待機していたところ。
一番最初の目的地「新津駅」に到着。

ここから、バスに乗り換えて「燕喜館」に向かいます。
燕喜館

燕喜館は豪商・齋藤家の本邸の一部を白山公園内に移築した施設で、随所に銘木を用い、襖絵や欄間などに数寄屋風の粋が感じられる建物。
あまり歴史には詳しい方ではないのですが・・・。
それでも、建物内の雰囲気を楽しんだりする分には充分に楽しめる場所でした。
そして、ここ新潟は、日本一の米産地を背景に西廻り航路の拠点として反映した港町。
京都・祇園や東京・新橋と並び称される花街があります。

なので、燕喜館では新潟古町の芸妓による舞や唄を鑑賞する時間があったり、芸姑さんといっしょに記念撮影する時間がありました。
僕は本物の芸姑さんを、この日初めて見ることになりました。
音楽鑑賞会

燕喜館での楽しい時間が終わり、再び列車に戻った乗客たち。
ここから夕食まで、時間が少し空くのですが、この微妙に空いた隙間の時間で音楽鑑賞会をおこなれました。
内容はピアノと弦楽器による演奏で、ご飯前なのにお茶菓子やお酒もあったりして、凄くゆったりと楽しい時間を過ごせました。
夕食「四季島オリジナルのコース料理」

音楽鑑賞会のあとは、TRAIN SUITE四季島総料理長によるフレンチコース。
夕食の時間です。
TRAIN SUITE四季島の総料理長によるコース料理は、この旅以外のプランでもいただくことができます。
他にもいくつか、プラン別に共通の内容があるらしいのです。
ただ、僕が全プラン共有で楽しめるとわかったのは、この部分だけだったので、ここだけははっきりと書いておきます。
事前に少し会話をしたり、PROLOGUE四季島で食べたお茶菓子が美味しかったのもあって、かなり期待値高めでコース料理をいただいたのですが、自分の期待値は高いようで低かったというのを思い知らされました。

特に美味しかったのが、この肉料理。
総料理長から直接、このお肉のこだわりについて説明していただいたのですが・・・。
びっくりしましたね。
お肉系は「産地や農場にこだわっている」なんて話はよく聞きます。
TRAIN SUITE四季島のディナーで使用されたお肉では、上記に加えて餌の種類、与える時期と量もこだわっていました・・・。
感想としては、食べていて気持ちの良い食感と味。
人生で食べてきたお肉の中では暫定1位になっています。
観光「日本三大車窓 姨捨駅」の夜景

日本三大車窓の1つ「長野県 篠ノ井線 姨捨駅」
スイッチバック方式で急勾配を登る四季島の姿に鉄オタはテンションが上がること間違いなし。
車窓も綺麗だったし、駅から見る長野市街の景色も非常に綺麗でした。
夜食(バータイム)

夜景を見た後、就寝までの少しの時間が生まれる頃。
5号車のラウンジでバータイムが始まります。
バータイムでは、四季島オリジナルカクテルやおつまみが提供される時間があります。
僕は夕食でお腹いっぱいだったので、量が少ないモノとしてチーズ盛り合わせと、余市のハイボールを飲んでバータイムをのんびり過ごしました。

おつまみ以外、つまり飲み物はバータイム以外でもラウンジでいただくことができます。
四季島オリジナルカクテルを飲み忘れた時は、移動中の時間を上手く使って飲んでみてください。
就寝

姨捨で夜景を見て、バータイムで程々に酒が入ったタイミングで、就寝時間がやってきます。
具体的に何時から何時まで。みたいなものは無いですが、だいたい0時~4時ぐらいまでは列車は松本駅に停泊しています。
列車が動いていると眠れない方が、どうしてもいますので、そういった方のためにも停泊する時間を確保しているとのこと・・・。
僕は翌朝の日の出を見逃すぐらいにはぐっすりと眠っていました。
マットレスが良い
観光「日本三大車窓 姨捨駅」の日の出

ごめん。寝坊した。
2日目の朝は、1日目で夜景を楽しんだ姨捨駅に向かい日の出を見ることができます。
僕は寝坊したので、完全に日が登りきった後&雲1つしか無い良い天気でした。
なんか悔しいので、いつかリベンジしようと思っています。
現地観光「マンズワイン 小諸ワイナリー」

姨捨駅を出発したTRAIN SUITE四季島は、篠ノ井駅に移動します。
ここからはバスに乗り換えて移動。
1日目と違い2日目に使用したのは、TRAIN SUITE四季島専用に内装をカスタムした高速バス。
乗り心地は悪くなかった

バス移動で向かった先は「マンズワイン 小諸ワイナリー」。
僕はワイン素人なのでよくわからないのですが、どうやら長野県はワインの材料であるぶどうの生産が行いやすい気候のため、数多くのワイナリーが存在しているらしい。
あまりにも素人だったので、ガイドさんやソムリエさんの言っている事が理解できませんでしたが、ギリギリ国産ワインと日本ワインの違いは理解できるようになりました。
どちらも日本のワインではあるのですが、名前が2つあるのには理由があった。というのは面白かったですね。
長野でお酒だと、とある動画投稿者の人がチラチラ出てくるのでワインのイメージがあんまりありませんでした。
朝食タイム

マンズワイン 小諸ワイナリーでは、実はまだ食べていなかった朝食を食べました。
軽井沢プリンスホテル「日本料理からまつ」の和食をいただきました。
The和食なので、朝食としては完璧。当然、味は最高。
ただ、量が多く僕が胃を鍛えれてなかったため時間内に完食することができず・・・。
予定にもちょっと影響出てしまったので、本当に申し訳ございませんでした・・・
ワイナリー見学と試飲会、販売会

朝食のあとは、ワイナリーの中を見学できます。
写真にあげているのは特別なワインセラー兼ワイン研究所の一部。
一般公開されていない場所に案内されて、ちょっと特別な気分になれました。

ワイナリー見学を楽しんだ後は、TRAIN SUITE四季島のツアー参加者限定で販売するワインの試飲会&販売会がありました。
ワインはあまり飲まないので、よくわからなかったのですが、美味しかったのでOKです。
下諏訪駅へ移動

ワイナリーを楽しんだあとは、列車に戻るため再びバス移動を開始します。
向かう先は、下車をした篠ノ井駅ではなく下諏訪駅。
バスで約1時間。
道の駅で休憩兼買い物時間を確保しながら移動していきました。
この時間、乗客の方が退屈しないように、諏訪神社のお祭りの話を中心に紹介が行われていたのですが、僕はバス酔いしやすい人なため、寝てました。
乗り物に強い人はこの時間をかなり楽しめると思います。
列車は平気なのですが、バスが苦手な僕はちょっと大変でした・・・。
下諏訪駅でお出迎え
下諏訪駅では、下諏訪町木遣保存会の方々がお出迎えをしてくれました。
駅までの移動中に紹介されていたお祭りというのが、諏訪大社の御柱祭というもので、その祭りで使用される歌、木遣りをここで披露してくれました。
昼食「ヒカリヤ ニシのコース料理」

列車が下諏訪駅を出発して、間もなく昼食の時間が始まります。
今回(2024年秋コース)では、「ヒカリヤ ニシ」によるフレンチコース料理が提供されました。
「ヒカリヤ ニシ」は松本市にお店を構えています。
信州の野菜と、農作物の素材を活かした料理がメインで、非常に美味しかったです。

僕は、しいたけ料理がお気に入りでした。
ソースと使用されているのは海苔。
海と山の食材が1つにまとまった料理で、しいたけの食感も良いし当たり前のように味は最高。
朝食でお腹パンパンだったので、量を少し減らしていただいていたのですが、減らしたことを少し後悔したのはココだけの話。
おやつタイム

毎回やってるのか不明なのですが、昼食のあと、のんびりとした時間を過ごした後に、ティータイム(おやつタイム)が始まります。
メニューは基本的にバータイムと同じもの。



1日目の夜に食べることができなかった、ラーメンとか、キーマカレー、スイーツを頂きました。
寂しさを感じる旅の終盤

おやつタイムが終わる頃、列車は東京都内を走っており、旅はもう終わりが近くなっています。
この時間はなんとも言えない寂しさがありました。
上野駅に到着
そして、列車は上野駅に到着。
行きと同じ規模でお出迎えがあり、帰ってきた!って感じがありました。
もう、ここで降りないといけないのか・・・
という寂しさもありましたね。
フェアウェルパーティー

TRAIN SUITE四季島での旅の最後は、PROLOGUE四季島にて、旅を振り返るパーティーが行われます。
この時間では旅で一緒に行動をしていたカメラマンさんが、撮影した写真のスライドショーが流れます。
移動しながら編集してたと思うと、すごいですね・・・。
もしくは、オンラインでデータを共有して別で編集班が作業していた?
そんなことはどちらでもよくて、この時間が本当に良かったです。
旅の思い出を振り返るスライドショーで感動したのは、初めてでした。
TRAIN SUITE四季島のまとめ

以上が1泊2日の旅の全容です。
旅費は約88万円なので、当然ただの鉄道旅ではないです。
出発前に知人だった人にクルーズトレインに乗る話をしたら「ただの列車移動に88万使うのは馬鹿すぎる、海外旅行いったり、高級ホテル止まった方がお得だし、センス無い」と言われたので、その人は知人ではなくなりました。(実話)
TRAIN SUITE四季島をただの列車移動と捉えるのか、非日常の体験ができる空間だと捉えるのか、感性は人それぞれだと思っていますが、僕は乗らないまま一生を終えるよりは、乗った方が良い思い出が1つ追加された良いんじゃないかな?と感じました。
TRAIN SUITE四季島が提供する非日常感は、あの空間だから体験できるもので唯一無二。
旅好きでなくても凄いと感じるだろうし、鉄道に興味がなくても楽しめると思います。
このブログで全ての魅力を書き出せるなんて、1ミクロも思ってないですが、金使ったこと後悔していません。
と言いたいけど・・・
大金使った体験が初めて過ぎて未だにソワソワする。
TRAIN SUITE四季島の良かったところ
ここまで長々と内容を書いてきたので、ここからは感想についても書いていきます。
まずは良かったと思った部分ですね。
事前打ち合わせによる最高の環境作り
TRAIN SUITE四季島では申し込みから乗車まで、結構時間が空きます。
実際の流れは以下のような感じです。
2023年12月(抽選申込)
実際にツアーに行く約1年前に申し込みをします!
この段階では確定ではなく、抽選。
実際に乗れるかどうかは後日わかるようになっています。
2024年4月(当落通知)
申込をしたことを半分忘れていた頃に、当選通知が届きます。
確か、郵便と電話で意思確認が行われ、今後のやり取りについて説明が行われます。
2024年6月(意思確認等)
ツアー参加について意思確認が行われます。
また、同じタイミングで旅行内容に関しての打ち合わせが行えるようになっています。
例えば、友達のお誕生日プレートを夕食のデザートの時に出してほしい。サプライズをしたい。みたいな相談を受け付けてくれます。
全てに対応できるわけではないですが、可能な範囲でリクエストに答えてくれますし、思っているよりも丁寧に相談を聞いてくれるのはありがたかったです。
このやり取りはメール、電話の両方でやりとり可能です。
2024年6月(1回目支払)
ツアー参加の意思確認と同時に支払についても説明があります。
僕は銀行振込で対応しました。
1回目は総額の20%ぐらいを支払いします。明細を確認したら176,000円でした。
2024年8月
1回目支払い以降で特に特殊なやりとりがない場合は、8月ぐらいにツアー説明のパンフレットと、2回目支払いについての通知書が届きます。
銀行明細を確認すると704,000円を払っていました。
いつ見ても金額で心臓がキュってなる
2024年9月
この段階では出発前の最終確認が行われます。
事前にお願いした内容の確認や、出発日の確認、そもそも行くの?っていうことの確認ですね。
キャンセルしたことないのでわからない(初めて乗った)のですが、この段階なら9割は返金される??
諸々確認が終わったら、ツアー中荷物の事前発送の説明だったり、どうやって受付まで移動してくるのか?帰りはどうするのか?の確認が行われ、後日に確定されたツアー内容の工程表が送られてきます。
いよいよって感じがしてきます。
2024年10月(当日)
いよいよ当日です。
前日でも当日でもとりあえず集合時間までに上野駅に向かいましょう!
あとは1日を楽しむだけでOKです。
この流れからの当日なので、旅行中の心配事は基本的になし。
旅行に集中できる環境を作ってくれます。
これが無かったら、かなりドキドキしながらの旅行になっていたかもしれない・・・。
全てが一流の細かな演出
TRAIN SUITE四季島では、乗車するクルーが自らが東日本の各地に出向き「これをお客様に提供しよう!」と思ったものを中心に構成されたサービス内容となっています。
そして、それが東日本の中では一番良いと思ったものである。という感じです。
各所にこだわりを感じることが多かった。
それだけでなく、ホスピタリティがすごい。
バータイムの時に、同行者用にオリジナルのカクテルをリクエストしたのですが・・・
ノンアルコールで、味のクセが強いこのチーズと相性が最強のカクテル
という雑なお願いをした結果。

めちゃくちゃ美味いもんが来ました。
サービス内容が一流なのは、当たり前で、接客も徹底して丁寧だったのが印象に残っています。
TRAIN SUITE四季島のイマイチなところ
サービスを受ける側に覚悟がいる
高級なサービスを受ける時、受ける側にも覚悟が必要です。
例えば、フレンチ料理を食べる時のテーブルマナーとか、ドレスコードとか、そういう話。
そういうものに関わる経験が今までの人生で一回も無かったので、特にテーブルマナーは事前にめちゃくちゃ勉強しました。
当日、全部忘れてたんだけどね。
初めての体験だし、クルーの方もそこまで気にしなくても大丈夫・・・みたいな空気感はありましたが、せっかく楽しみに来たのだから、ちゃんとしておきたかった。
ドレスコードに関しは、ガチガチでは無かった(スマートカジュアルが基本、ディナーだけセミフォーマル)ので、そのへんは楽でした。
とは言え、今までそういった空間に行ったこと無かったし、サービス自体を体験したことなかったので、常に緊張しっぱなし。
田舎住みが、都会に出てきた状態でしたね・・・。
そういった環境で、堂々とサービスを受けれるように、成長しようと心に誓いました。
これはイマイチな点じゃなくて、客側の注意点か・・・w
列車に乗っている時間がもう少し欲しい
これは、複雑なダイヤの合間を上手に運行されているので、ただのワガママかもしれないのですが、列車に乗ってる時間が少し短かったですね。
特に2日目。
駅から下車観光の観光地に移動している途中の移動時間が、バスで片道1時間とかで思ってるよりもバス時間が長いんです。
基本、僕達が下車観光をしている時間で列車内の清掃、シャワー等の水の補充や食料の補充を行っていることを考えると、下車観光自体は絶対に必要な時間なのは理解しています。
できれば、ギリギリまでバスじゃなくて列車で移動してほしい・・・。なんてことを感じていました。
その分下車観光に使える時間が増えると嬉しいなって・・・。
【要望】現地お土産のカタログが欲しい・・・。かも
この投稿をTRAIN SUITE四季島のサービススタッフの方が見てくれるか?と言われると正直微妙なのだけども・・・。
ぜひとも検討してほしいのが、ツアー別のお土産カタログですね。
ツアーで通る場所の特産品や工芸品を中心に、TRAIN SUITE四季島のツアーに乗った人向けのお土産セットがもう少し充実してくれればな~~~・・・と言う貧乏人のワガママですね。
TRAIN SUITE四季島限定のお土産に不満は無かったですし、結構いろいろあって見応えはあったのですが、参加しているツアーだけのお土産というのは、あまり無かったので、そこがあると嬉しかったですね。
不祥事
TRAIN SUITE四季島のことをネタにするのは事前に伝えていたから、こういうこと書くと個人情報とか色々握られているだけあって、ちょっとあれなんですよね・・・。
でも、ホント、残念だな・・・と。
生活が落ち着いてきて、動画の構成を考える兼自分のブログでもネタにしよう。と言う感じでブログを書いている時に、このニュースが飛び込んできました・・・。
良い時間を過ごすことができた一方で、こういうことが起こってしまうと人にオススメがしにくくなってしまうので、再発防止に努めてほしいですね。
頑張った成果。最高。
TRAIN SUITE四季島は個人的な目標として、掲げていて
20代のうちに乗車する。
最高のサービスを受けるんだ!
という意気込みを持ったうえで、副業したり転職をしてお金をかき集めた結果、乗ることができた列車なので思い入れが凄まじいです。
なので、ちょっと特別な色眼鏡が入ってしまっているのですが、僕はそれで良いと思ってます。
と言うのも、TRAIN SUITE四季島の旅の醍醐味は「深遊 探訪」。
人生を彩る最高の体験することです。
そう思った時に、TRAIN SUITE四季島は僕の人生により良い彩りを提供してくれた。
その時間を特別視してしまうほどに素晴らしい思い出を提供してくれました。
非常に楽しかったです。
また乗れるように、これからも仕事を頑張ります。

