昨年は記事の更新をサボっていて、レビューができていないんですけど、今僕は「Soundcore Liberty 4」をメインのイヤホンとして仕事やプライベートで使用しています。
その前は「SoundCore Liberty 3 Pro」を使用していて、”高品質で価格が抑えられたもの”をテーマにイヤホンを使っています。
要はコスパの良いイヤホン
今回はそんな「SoundCore Liberty 4」を超えるコスパ最強といえるイヤホンをレビューします。
もちろん今使っている「Soundcore Liberty 4」と比較しながらね。
イヤホンを買い替えたい
何度も言ってしまうのですが、僕が今使用しているのは「Soundcore Liberty 4」
このイヤホン、デザイン良し。音質良し。マルチポイント・ノイズキャンセリング搭載。と僕がイヤホンに求めているもの全部入っているすごく優秀なイヤホンでかなり気に入っています。
正直、このまま使いたい。
しかし、最近バッテリー持ちが悪くなってきており、そろそろ寿命なんだろうなって感じになってきました。
それと購入した当時(2023年3月)は、この「Soundcore Liberty 4」のコスパが最強だと言われていたのですが、どうも最近は違うらしい。
ブログ再開に向けて、新しいガジェットも導入してみたいと検討していた僕は、買う以外の選択肢は残されてしませんでしたとさ。
購入した商品「EarFun Air Pro 3」
そして、購入したのがこの「EarFun Air Pro 3」です。
デザインがなんか似てるなって・・・。
あれです。「Soundcore Life P3」になんか似てます。
パカパカ箱開けスタイルのケース、うどん型の本体、ちょっと安っぽいマット加工された感じ。
僕の第一印象はそんな感じでした。
デザイン的には「Soundcore Liberty 4」が圧勝
一旦、並べて比較していくのですが、僕は「EarFun Air Pro 3」のなんとも言えないマット加工がされたイヤホンケースが、ちょっと好きに慣れませんでした。
お出かけ中は、基本ポケットの中で眠るだけのケースではあるのですが・・・。
ぱっと見たときに「やっすいイヤホン使ってんだな」って感じのケースなのが、ちょっと残念ポイントです。
オープン時、Soundcore Liberty 4はスライドに対して、EarFun Air Pro 3はパカパカ開くタイプ。
片手で開けにくいだけでなく、ここもチープさを強調してきます。
僕は、苦手・・・。
気にしない人なら、困ることはないポイントです。
付属品
付属品に関しては、中国メーカーあるあるで、かなり色々とついてきます。
ちょっと過剰なサービスな気もしますが、だからこそ、コスパに優れているという評価をされているのだと僕は信じています。
USB充電ケーブル、イヤーチップ(異なるサイズが付属)、取扱説明書。
ここまではよくある組み合わせで、なんと掃除用の綿棒までついています。
地味に助かる。ありがとう!!
イヤホン、掃除してますか?しないときちゃないですよ。ってね。
基本性能
「EarFun Air Pro 3」のスペック
EarFun Air Pro 3 | Soundcore Liberty 4 | |
金額 | 8,990円 | 14,990円 |
イヤホン本体の 使用時間 | 最大7時間 | 最大7時間 |
ケース込みでの 使用時間 | 最大45時間 | 最大36時間 |
コーデック | SBC / AAC / LDAC | SBC / AAC / LDAC |
ノイズキャンセリング | 対応 | 対応 |
マルチポイント | 対応 | 対応 |
防水性能 | IPX5 | IPX5 |
無線充電 | 対応 | 対応 |
「EarFun Air Pro 3」必要な機能だけを搭載したイヤホン
ケースが安っぽかったりと、確実にコストカットを行い製品開発がされているのが伝わって来ますが、必要最低限の機能についてはカットせずにしっかり搭載してくれています。
それが、上の表で、ぼぼ性能が変わらないのに、価格差がある理由。
「Soundcore Liberty 4」いらない機能多すぎ問題
Soundcore Liberty 4には、姿勢検知や心拍数計測と言った「いや、それいつ使うん?」って機能が搭載されており、それが製造コストを大きくした結果。
15,000円で販売せざるを得ない感じになったのでは?と予想しています。
一方でEarFun Air Pro 3には、そういった機能はなく、ケースも安っぽいものにすることで、イヤホン本体の性能を極端に下げること無く、比較的低価格なお値段で、販売できているのだと、僕は予想しています。
実際、心拍数計測とか無くても困らない。
無線充電対応が一番うれしい
置けば充電ができる。
1万円を下回るイヤホンだと、搭載されていないことが多い印象の無線充電にEarFun Air Pro 3は対応しています。
僕はイヤホンの置き場所を決めておかないと紛失するタイプの人間なので、無線充電器の上に置いておけばなくす心配もないし、ケーブル出さずに充電できているから、使う時は満充電。完璧。
装着感は普通
EarFun Air Pro 3、Soundcore Liberty 4の両方とも「うどん型」の形状。AirPodsとかと同じ感じで装着可能です。
イヤーピースのサイズさえ合わせてしまえば、特に違和感を感じることなく使用することができました。
ケースと違ってイヤホン本体は、そこまでチープさを感じないのも特徴です。
音質の話
この価格帯にしては十分な音質
正直な話、この価格帯のイヤホンで音質に対してこだわりを持つのは、無意味・・・。とまでは言いませんが、こだわりがあるなら「コレは、買わないほうがいい」って感じです。
僕自身は、音楽の専門家でなければ、音質に対して強いこだわりを持った人・・・ではないと思ってます。
学生の時はイキリオタクをしてたけど。今違うからセーフ。
そんな人目線で言えば、日常・仕事でトラブルなく利用できていればOKなんです。
散歩・通勤しながら音楽が聴けて、それなりに楽しめる。ZoomやMeetの会議で音声トラブルが発生しない。この2つ満たしていれば十分です。
イヤホンには、コーデックというのがあって「LDACが~・・・」とか色々教えていただくことがあるのですが、このイヤホン10,000円以下ですから・・・。
そういったこだわりがを持った人は、もっと価格帯を上げて、AirPodsとか買ったらいいんです。2万円近いぐらいから、いい感じのイヤホンが多い印象です。
専用アプリでイコライザーのカスタマイズが可能
「EarFun Air Pro 3」に限った話ではないのですが、最近のイヤホンは専用アプリとイコライザーの設定を変更できるものが殆ど。
その場の環境や、各自の好みにあわせて設定を変えれば、僕みたいな人にとってはもう十分です。
自分専用のイコライザーとか便利
さらにありがたい機能としては、そのイコライザー設定をアプリが勝手に最適化してくれることですね。
以外と難しいイコライザーの設定をちょいちょいと代わりに作業してくれる。地味にオススメですし、これだけの機能があって、10,000円以下はコスパ最強と言われますわ。
ノイズキャンセリングの話
アクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載
ノイズキャンセリング技術は、外部の騒音を検知して逆位相の音を生成し、効果的に騒音を抑制する仕組みです。
「EarFun Air Pro 3」はアクティブノイズキャンセリング(ANC)技術を採用して、静かな環境で音楽や通話を楽しむための最適な状態を作り出すことが可能です。
結構、重宝する機能だったりします。
騒音消えるから、地下鉄構内を歩く時便利。
たまに「シンプルにイヤホンの音量を上げて強引に騒音をかき消せば、ノイキャンなんて不要・・・。」なんていう、ノイキャン不要論者も現れることがあります。
一時期、僕もそんな発想だったのですが、普通に耳に悪いのでオススメできない他に、音漏れにとって周囲の人を不快にさせる可能性があります。
最近のノイキャンは音質の低下を最小限に抑えたうえで、十分な効果を発揮してくれるので、ノイキャンが搭載されていないイヤホンに存在価値はもうありません。
ぼちぼちな性能
「EarFun Air Pro 3」のノイズキャンセリングは、正直なところ「Soundcore Liberty 4」に比べて弱かったです。
でも実用性がないほどダメでもなく、十分な性能。
全ての外音を消去して、自分だけの世界に浸ることはできなくても、不快に感じる騒音やざわざわだけでもカットしてくれればOKって考えかたの人なら、あるだけでも感動します。きっと。
マルチポイント接続に対応
マルチペアリング機能を備えており、複数のデバイスと同時に接続することができます。たとえば、スマートフォンとタブレットを同時に接続して切り替えて使用することが可能です。この機能により、ユーザーは便利に複数のデバイス間での接続を切り替え、より柔軟な使用が可能になります。
「EarFun Air Pro 3」は「Soundcore Liberty 4」と同じで、同時に2台のデバイスに接続可能な、「マルチポイント接続」に対応しています。
スマホ、PCを接続していれば、どちらの音声も拾うことができるし、どちらのマイクを使うことも可能。
使い勝手は非常に高いのが特徴です。接続も安定しているので、困ることはないです。
オススメできる人、オススメできない人
特徴まとめ
良いところ
- 安定した接続性
- 実用性のあるノイズキャンセリング
- お求めやすい価格
イマイチなところ
- デザインが安っぽい
- そこそこな音質
オススメ出来る人
- ノイズキャンセリングイヤホンが欲しい人
- 音質に強いこだわりを持っていない人
- なるべく価格を抑えたイヤホンを購入したい人(予算1万円)
音質に強いこだわりがなく、実用性を求めている方であれば、このイヤホンを使って、嫌な思いをすることは少ないと感じました。
ノイズキャンセリング搭載し、無線接続が安定している。正直この2つだけで無線イヤホンとしては十分な品質で、良いものを買えた!と満足できるはずです。
僕は満足しました。
高いイヤホンだと気を使って、ジムとか、ランニングで使うのを避けがちな人でも、10,000円以下に抑えたれた価格の「EarFun Air Pro 3」であれば、そういった用途でも、活躍できるんじゃないか?って個人的には思ってます。
高いスポーツ用のイヤホンは高いし、AirPodsをランニングで使って落としたら嫌だし・・・
とか
仕事で、ZoomやMeetを使う時用のイヤホンとかでもいいですよね。
基本オフィスに置いとくだけで、外に持ち出さないから多少デザインがダサくても気になりません。
そういった感じなので、こだわりがある人というよりは、実用性のある機能だけを求めれば、これで良いですよね?って感じのイヤホンです。
オススメ出来ない人
- 音質にこだわりを持った人
- デザインも大切にしたい人
一方で、音楽や動画などで「音質」に対してこだわりを持っていたり、カッコいいデザインのイヤホンを使いたい。と感じているなら正直なとこイマイチなのが「EarFun Air Pro 3」です。
実用性のある機能を搭載しただけのイヤホンなので、購入層としては「使えたら良い」と言った考えで購入する方が大半ですし、そうじゃないと音質面は不満でそう・・・。
僕はあんまりこだわり少ないから、大丈夫だったけど・・・。
そんな僕でも、デザイン的には「Soundcore Liberty 4」が好きだったので、メインの乗り換えはしませんでした。
本当にこだわりない人向けですね。
何でも良いならこれ買っとけ選手権 優勝
所詮は、中華製品なんだから・・・
って言われてしまうと、何にも言い返せない。
ぶっちゃけた話をすると、イヤホン市場は同じような製品が大量に存在している状態で、性能も横並びになっています。
要は、OEM製品が多いんです。
そんな地獄みたいな市場の中で「まぁ、これを買っとけよ」って人に紹介できるイヤホンとして、今回紹介させていただきました。
本当に何でもいい人なら「EarFun Air Pro 3」で良くて、色とかデザイン面で少しこだわりを出したい人は、同じ価格帯で「Soundcore P40i」という商品があるから、それを選択すれば無問題。