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Amazonの格安クロスバイクを1年使い倒してカスタムした話【NEXTYLE NX-7021の改造】

Amazonで自転車を購入して約1年が経過しました。

「安い自転車って、実際どうなの?」
「通勤や街乗りに使える?」
実際、そういう疑問を持ちながら購入した結果、思っている以上に快適。

ただし、やっぱり安いだけあって、ちょこちょことカスタムが必要でした。
今回の記事では、Amazonで買った自転車に1年間乗り続けた中でカスタムを実施した内容を紹介していきます。

ユウスケ@まきまーです。Twitterもよろしくお願いします。
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自転車は格安クロスバイクでも良い

当然ですが、高いスポーツ自転車は走りやすくて快適だし、電動自転車は楽。
だけど、どちらも高い。

それに、自転車は基本的に盗まれる。

特に都市の人が多い地域になればなるほど、自転車は盗まれやすいです。
福岡は乗ってると引きずり下ろされて盗む・・・というか強盗が稀に発生します。

なので、雑に乗り回すのが目的、ただの足代わりに使うのが目的の自転車は、安いやつで良いです。
実際、僕が乗り回しているのはAmazonで買った格安クロスバイクだし、乗り心地は当然違いますが、足で使うだけなら問題はありません。

外の駐輪場に雑におけるし、それなりの鍵を使用はしてしますが、3つ4つとガチガチに固めるようなことはしていません。
せいぜい2つぐらい。

とにかく自転車があることが大切

5万円以下でスポーツタイプの自転車を選べるのであれば、買う場所はどこでも問題ありません。

徒歩よりも速く移動でき、狭い道が多く駐車料金も高い都会では車よりも取り回しがしやすい、公共交通の時間に縛られることがないので、かなりフットワークが軽くなります。

このへん細かい理由については別記事で語るつもりなので、まとまったら、こっちも更新します。

使っている自転車「NEXTYLE NX-7021」

これが僕が普段使いに使用している自転車「NEXTYLE NX-7021」になります。

どうしてこの自転車を選んでしまったのか?
その理由は別記事にもまとまっていますが、簡単に言えば価格が2万円台で、スポーツバイクの見た目、ギアも前3後ろ7で最低限のものがついていたから。

購入当時は21,980円。

実際に乗り続けた感想としては、純正のままでも使い勝手に困ることはありませんでした。
ただ、もっと快適性を上げて乗りたかったため、カスタムを加えています。

現在の仕様はこんな感じになっています。

まだ魔改造はしてない。

快適に乗るためのカスタマイズ

ハンドル周り全般

ハンドル周りは、ステムとハンドルバー以外のパーツを全て交換しました。
買ってすぐに交換したのと、安定の写真撮り忘れにより、交換後の写真のみ

交換したのは、グリップ、シフター、ブレーキレバー、ライト、ベル。
速度ぐらいは見たかったので、安いサイコンを追加。

ここまで色々と交換する必要はないと思いますが、ブレーキレバーとシフターとライトは交換推奨。

ブレーキレバーとシフターは、一体型にすることで見た目も操作性も上がって快適になります。

ライトに関しては安全にも関わるので、推奨ではなく必須。
見た目を気にして下付けする人にオススメなのは、GVOLT70 HL-EL551RC。

明るさは下の記事で紹介したライトと遜色ないレベルなので、こっちのライトに変更しました。
ライトの重要性についても触れているので、自転車に乗る人は一読しておくべき。

クランク、ペダル、トゥークリップ

元々は鉄製のメーカーもわからないクランクにママチャリに装着されている樹脂製の安いペダルが装着されているだけでした。

そこをシマノ製クランクと三ヶ島製作所のペダルに交換、トゥークリップを取りけました。
ギア比は48-38-28のまま、クランク長を170mmにしたのでトルク優先で漕げるのは個人的には好きです。

一番効果を感じたのは三ヶ島製作所のペダルとトゥークリップ(ハーフクリップ)の組み合わせ。

ペダルは軽量かつ頑丈、ベアリングの回転も良いのでオススメです。

トゥークリップは、自転車のペダルと足の固定力を上げることで足の力を伝えやすくするアイテム。
僕が使用しているのはハーフクリップという、足をペダルの漕ぎやすい位置に置く程度の固定力しかないものですが、それでも充分。
素の状態で漕ぐよりは、快適になります。

ガチで足の力をペダルに伝達させるなら、ビンディングペダルというアイテムが効果的です。
しかし、あれは専用のシューズが必要で使い勝手もイマイチ。

自転車ガチ勢向けのアイテムなんかを移動目的の自転車に使いたくないので、スニーカーでも問題なく乗れるトゥークリップを採用しました。

チューブ、タイヤ

ここまでやると、タイヤにも手を出したくなってきます。
と言っても、快適に乗ることが目的なので競技用で使うようなアイテムを購入する気は1mmもありません。

そこで僕が用意したのは、チューブはPanaracerのR'Air、タイヤはPanaracerのコンフィ。

なんかクロスバイクにはオススメらしい

この2つ良いところは、軽くて、ちゃんと走る用に設計されている点。
純正では、メーカー不明のタイヤとチューブが取り付けられていたので、快適性は段違い。

軽くなって、転がり抵抗も下がって、グリップは信頼できる。
タイヤって想像以上に自転車の性能を上げてくれることがわかりました。

R'Airは買ってすぐにパンクしてるので、少し信頼性に不安はありますが、おそらく原因はリム打ち(チューブが段差で地面とホイールの縁に挟まり、傷ついてパンクすること)。
修理後、空気圧を6bar(6kpa / 約87psi)あたりで使うようになってからはパンクしなくなりました。

サドル

純正のサドルだと、ケツが痛くなっていたので交換しました。
軽量化や性能アップが目的というよりは、座り心地や快適性を上げることが目的です。

Amazonで評価が良かったので、このサドルにしています。
僕としては、これでもかなりケツの痛み問題は改善されたので、とりあえずOKと言った感じ。
もっと良いものがあれば、それに交換するつもりです。

このあたり、自転車界隈では軽量化が正義とされていて、ペラッペラでクッション性がまったくないサドルが人気なため探すのが本当に難しいです。

サドルバッグ、テールライト

自転車で移動するときはリュックなので、小物を入れることは殆どなし。
ただ、僕はここに自転車の鍵と簡易工具を入れるようにしています。

簡易工具を入れている理由は緊急で整備がいるかも??と思って入れているものですが、出番はなし。
買わなくても良かったと思っています。

鍵はここに入れておく方が、自転車全体の見た目が良いので、これはオススメできます。

サドルバックにはテールライトを取り付けているので、後方の車が自分の存在に気づけるようにしています。
反射版でも良いのですが、こういうのはなるべく目立った方が良いです。

これぐらい明るいと、ドライバー目線でも助かります。
安全第一。

ドリンクホルダー

正直、買うものをミスった。

ドリンクホルダー自体は、移動中に水分補給ができるアイテムとして非常に優秀なものですが、買うものを間違えました。

今使用しているのは、専用の水筒が必要なタイプで使い勝手が悪かったです。
ペットボトルも使えるタイプへ買い替えをしようと思います。

タイヤのカスタムは超おすすめ

色々とカスタム箇所を紹介していきましたが、自転車の快適性を上げるのに最も優先して変えるべきはタイヤとチューブ。

よくわからないメーカーのものではなく、一般的に使用されているメーカーのものを購入することをオススメします。

理由は単純に2つ。

  • 最も違いを感じやすい
  • 整備難易度が低い

最も違いを感じやすい

自転車のカスタムをしていると、違いがわかりやすいものから、微妙、全く感じないと言った感じで色々な変化を感じたり感じなかったりします。

その中で最も単純な整備でわかりやすい効果を実感できるのは、タイヤとチューブ。

軽量でかつ品質の良いものを選ぶと、これが本当に同じ自転車なのか?と疑問を持つなんてこともありえます。

メーカーがよくわからないものから、有名メーカーに変えるとびっくりするぐらいに実感するので、オススメです。

整備難易度が低い

タイヤ交換、パンク修理はやってみると思っているより整備難易度が低いです。

それこそAmazonで自転車を買って組み立てができるレベルの人であれば、すぐに取得できます。

この何が良いか?というと自転車屋さんに依頼する必要がなくなるので、自転車の維持にかかるお金が減ります。

特にパンクは自転車に乗っていれば絶対に1回は経験するはずなので、やり方を心得ておくのは重要。

あと、自分でやるの、思ってるより楽しい。

自転車のタイヤ交換のため、最低限必要な工具はこれです

  • スパナ、モンキーレンチ
  • タイヤレバー
  • 空気入れ(仏式、米式、英式のバルブ規格に注意)

厳密には、あれこれ必要になる場合がありますが、最低限これを揃えておけば何とかなります。

スポーツバイクからママチャリまで、タイヤ交換に最低限必要な工具はほぼ同じ。

タイヤ以外にカスタム推奨なアイテム

  • 前後ライト(推奨とかじゃなくて必須)
  • サドルバッグ
  • 鍵(チェーンロック)

近場を移動するための快適性を上げるなら、これらのアイテムは自転車ライフをより快適にするために用意しておくべきだと思います。

タイヤよりも先に用意しておくべきアイテムと言っても過言ではなく、ライトは安全性を確保する装備なので必須だし、サドルバッグを買って、その中にチェーンロックを収納しておくのは本当に便利なのでオススメです。

総額5万円程度のカスタム

車体価格を合わせると7万円の自転車・・・。

ちなみに、前述したオススメカスタムである「タイヤ、チューブ、前後ライト、サドルバック、鍵」は3万円もあれば用意できますので、2万円ぐらいは僕の趣味として消費された形になってます。

これなら最初からいいヤツ買っとけば・・・。
という考えになりそうですが、実際のところはそうでもありません。

簡単なメンテナンス、故障に強くなる

自転車を自分でいじってみることの最大のメリットはコレですね。

雑な整備をして怪我や事故になることを避けるためにも徹底して調べるし、組み上げないと粗大ごみになるので、一回バラしたら意地でも走れる状態になるまで組み上げるます。

すると、パーツ1つ1つの名前や整備方法を体が覚えていくので、ちょっとした故障やメンテナンスが必要な場面でも、何も恐れることなく作業をすることができます。

当時中学生だった僕が、PSPをインターネットにつなげて、整備方法を調べながらママチャリを魔改造できていたぐらいなので、スマホがある現代ならYouTubeもあるし、何度は10年前よりも今の方が圧倒的に下がってる。

愛着が湧く

どんなポンコツでも自分が組み上げたとなると、その愛着は凄まじいものです。

パーツを変え、足りない工具を買い足し、整備方法をネットで調べ回って作業をした相棒ですので、価格以上の価値を感じる可能性はあると思います。

どこかで”大人のプラモデル”と表現しているものを見ましたが、本当にそうですね。

自分でやる楽しさにロマンを感じます。

格安クロスバイクは買って良かった

1年間乗り通した感想ではあるのですが、僕は高い自転車ではなく格安クロスバイクをAmazonで買って良かったと心から感じています。
カスタムをして無駄な費用は出ていますが、僕の性格的に買ったままの姿で乗ることはありえないので、総額だけ見れば安く済んでます。

別にカスタムをしなくても充分使える自転車だし、福岡市での生活が一気にしやすくなりました。
自転車があるだけなのに、あんなに生活のしやすさが変わるとは思いませんでした。

総評しておすすめできる自転車だと思います。

ただ「自分で整備してやろう!」って気持ちがないと、しんどいとは思います。

今後のカスタム計画

既に5万円を投下して、充分なカスタマイズを施している状況ですが、ここから更に魔改造を施していきたい。
とりあえず手っ取り早く変えれるパーツを変えたので、より本格的なカスタマイズを検討しています。

現在、検討中リストは下記。

  • ブレーキの変更
  • リアディレーラーの変更(8速化)
  • 前後ホイールの変更(8速化に伴うカスタム)
  • シフターの変更(8速化に伴うカスタム)

フレーム周り以外を変えて、走行性能を上げていくプランになっています。

クロスバイクとしての体裁を保つために、ドロップハンドル化はギリギリまでやらないつもり。

  • この記事を書いた人

ユウスケ@まきまー

福岡在住の会社員兼ブロガー。クリエイターとして「MYN図書館」のマネージャーYとしても活動中。中学でボーカロイドと出会って以降、高校はラブライブ、専門学生の時はダンスラッシュと順調にオタク道を渡り歩く。社会人になってからはモルカー始め、かわいいものにお金を投じている。ネット依存症。詳細な自己紹介 ⇒ 「まきまーの隠れ家」運営者紹介

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